結婚を望む女性の多くは、同時に子供が欲しいと考える人も多いのではないでしょうか。
しかし、出産と年齢というのは、生物学的に切っても切り離せない関係にあり、医療が発達し、多少出産までの猶予は伸びたものの、はやりそれ相応のリスクも伴っています。
子供のいない未婚女性にアンケートを行ったところ、20代では84.8%の人が「子供が欲しい」と回答したのに対し、30代前半では68%。30代後半ではいっきにその数が減少し、「あきらめる人」・「欲しくない」と考えるひとが過半数を超えてきます。
やはり、30代前半と30代後半では、出産に対する意識が変化していっていることがわかります。 医学的にも、35歳からは高齢出産といわれ、さまざまなトラブルが起こりやすいとされています。そのトラブルの主なとして次のものが上げられます。
全妊娠の自然流産率10~15%に対して、35歳以上では20%以上 5人に1人に流産してしまう確率になりますが、たとえ20代女性でも10人に1人は流産となる厳しい現状。
20代で1000人に1人
5歳で1000人に3人
40代だと100人に1人 といわれています。
女性の卵子は胎児の頃からお腹の中に持って生まれるので、卵子の老化が原因で、リスクが高まるとされています。
今は10人に1人が不妊といわれていますが、40代では不妊が10人に6人といわれています。
だからと言って、60%の割合で妊娠できないというわけではなく、人工授精など不妊治療をしたうえで授かる方も多くいらっしゃいます。
このように、たとえ若い女性であっても、かなりのリスクを伴う大仕事。
しかもつわりや大きいお腹を抱えて約10ヶ月生活するため、体力的・精神的にも負担が大きくなります。
しかし、年々初産の平均年齢は上がり、2011年には30歳を越え、30.1歳となりました。
仕事や経済的な面などから、出産を先送りにされていますが、人間の身体・細胞が衰えるスピードは変わりません。
実際に明治安田生活研究所のアンケートによると30代以降母になった人の9割が、「もっと早く子供を持てばよかった」と回答しています。
交際相手に出会い、結婚し出産するまで平均6.45年かかるとされていますが、今の年齢からプラスするとみなさんは何歳に子供を出産する予定になりますか??「まだ20代だから大丈夫!」という方は少ないのではないでしょうか。
その年数を少しでも減らすために、やろうと思っているだけの婚活を今、実行に移してみませんか? 例え、ネット婚活でなくても、行動しないとこの猶予が縮まらず、どんどん伸びていってしまいます。子供をもし考えているのであれば、自分のため、子供のためにも早めの行動をおすすめします。